転職して早や15ヶ月が経ちまして…
その間、とてもとてもとてもとても忙しかったので
なかなか書けていませんが、ちょっと時間がある時に
また書いて行こうと思います。
(…って需要あるんかいな?)
まぁ、自己満足で思い出を…
1回生の鈴鹿サーキットでのお話。
以前にも書きましたが、
鈴鹿での依頼演奏というのは何泊かの宿泊を伴うわけで、
ちょっとした合宿のようになるのですが
なぜか夕食の前後、就寝までに学年でミーティングをするのです。
(ほんとにこのクラブはミーティング大好きやなぁ)
1回生と言えば別にこれといって話し合うことなんかないので
なぜか反省会になるのです。
「今のままでいいのか」とか「向上心がない」とかいうことから
「誰々がふざけていた」「今日の食事の時に先輩のおかわりに気づかなかった」とかいう
どーでもいいことを反省していくのであった。
(…ってほぼワシへの攻撃やな、うん(笑))
当時、学年を仕切っていたのは長井。
楽器もうまいし、まじめだし、高校時代は部長やってたし先輩からも信頼されてるし。
同学年のみんなも彼をリーダー風に思っているようなので必然的に司会は長井になるのだが、
私はこういう所から気にくわなかった。
「なんで長井が仕切っとんねん」
これが以前にも書いた「僻み」「劣等感」から来ているのは目に見えているのだが(笑)
私の屁理屈に誰も答えられないのである。
前述の議題(?)に対する私の意見も
「今のままでいいと思う」
「向上心がなくてはダメなのか?」
「別にふざけているつもりはない」
「おかわりは食いたいヤツが自分でしなさい」
などと全く集団行動に向いてないことばかり言うのであった。
みんなは「それではダメだと思う」とか言うので
「なぜダメなのかきちんと説明しろ」と言うのだが
誰も答えられない。
私はそんなことよりももっともっと意味のあること、
もっと根本的な事を議論したかったのでちょっとふっかけてみた。
「なんでこのクラブは毎年コンクールに出るの?」
それに対するちゃんとした答えはない。
「そういうクラブだから」
「伝統だから」
「コンクールはおもしろいから」
「勝ちたいから」
「それが当たり前だから」
などなど。
あほか。
コンクール出るために大学に入ったんか、
それを目的に吹奏楽部に入ったんか、お前らは。
違うやろ。
「音楽を学ぶことが楽しいから」
「楽器を吹くのが楽しいから」
やろ???
「勝ちたい」って何やねん!
音楽に勝ち負けがあるんかい?
「伝統?当たり前?」
そんな主体性のないことこそ「このままでええのか?」やで。
そして私はコンクールについての危険性をこんこんと話した。
どこの吹奏楽部でもほぼそうだと思うのだが
コンクールというものを「目的」にしているところがとても多い。
いい賞をとること、これだけに集中してしまって
変な勘違いを起こしてしまう。
「コンクールでいい賞をとること」がまるで人生の勝者のような勘違いをね。
吹奏楽界なんて所詮小さな世界。
全国大会で金賞をとったからってそれがどうしたというの?
違うでしょ?
ワシは高校時代、コンクールなんて出なかったし(そういう団体だった)
楽器もヘタだけど、少なくともここにいるお前らよりは
物事をよくわかっているし、強い友情で結ばれた仲間もいるし
どこも劣っているとは思わない。
大切なのは
4年間、この吹奏楽部に所属していて
どういうことを学ぶのか、どういう経験をするのか、
その経験を将来どのようにいかしていくのか、
どういう仲間とどういう人間関係を築くのか、
自分の人間性をどこまで磨けるのかということ。
「コンクールでいい賞をとること」を目的とするのではなく、
それを目指して自分がどうがんばったのか、
仲間と一緒に取り組んでどう感じたのかということなど
コンクールを「手段」として捉えるべき。
そう考えると「勝つ」「負ける」という表現は出てこないはず。
音楽はつまり自分。自分の感受性を育むための「手段」なのだ。
そういう認識もなくただコンクールに出るのは意味がないから
ワシらが4回生になった時にはやめましょう、と提案した。
非難囂々だったが(やっぱりみんなアブナイ宗教のように凝り固まっとるわ)
ここで中断、夕食となった。
食堂へ向かって歩いている途中、同学年の女の子が声をかけてきた。
「田村くんの言うことは多分合ってると思う。
でもみんな誰もそんなことはわからないと思う。
せっかく長井くんを中心にまとまってきているのに
田村くん一人が乱すのは良くないと思う。
もうコンクールに出るってのは決まってることなんだし
所詮田村くんは少数意見なんだからもう意地を張るのをやめたら?」
はぁぁぁぁ???ほな何かい?
「長いものには巻かれろ」ってか?
正論やと思ってるのに??
そして彼女は
「絶対この環境ではあなたは適応しないから
退部するしかないんちゃう?」
とまで言いやがった!
私の夕食タイムが怒りに満ちたものになったのは言うまでもない。
蛇足だが、このわけのわからんことを言い出した女というのが
今の嫁である。
~~続く